変身変異1

三ヵ月連続企画ワークショップ
感覚と感性のストレッチ
「MATERIAL FOR THE SENSE#2 変身/変異」
第二回~虚構性の境界

参加者受付開始

今回の連続ワークショップシリーズは三カ月連続で
「変身/変異」をテーマに、
実際の戯曲や即興劇、インタビューなどを通じて、
人が何かに成っていくプロセスを解体・分析し、
主体と客体がどのように変化していくのかを見つめていく。

またこのワークショップを通じて新作舞台の創作も行っていく。
誰もがどこかで何かに成ることを求められている。
では、主体となる自分自身はどこにあるのだろうか??第一回詳細はこちら

第二回・・・「虚構性の境界」
現実と非現実はどこに線引があるのだろう?
虚構性は夢やロマンを与えるオブラートで
現実逃避の扉・・・非常口でもある。

たとえばあなたに好きな人がいたとする。

好きな人と結ばれる「妄想」を非現実とした場合
好きじゃない人の求愛を蹴散らすために出た「嘘」は
果たして非現実と呼べるだろうか?
実際
それで蹴散らすことに成功したとして
その振られた相手が
陰湿なストーカーになって
ノコギリ持って迫りくる復讐者になった場合、
あなたが出した非現実のはずの「嘘」が
現実を変えてしまったことになる。

「対象」と「目的」のある「妄想」は現実に影響を及ぼす。
なら
「対象」と「目的」をはっきりさせた「嘘」も同じではないか?

前回のワークショップでは「変身」と「変異」を定義し、
演技は見た目で決まり、
内面の作り込みよりも
目に見える関係性とその変化から
芝居が発生することが判明した。
そしてこれらの記号を「境界」として括り、
ざっくばらんに「嘘」と呼んだ。

では
内面からの演技は全く無意味なのだろうか?
俳優個人の技芸や経験には何の価値もないのだろうか?

優れたアスリートやアーティストの技術には人に感動を与える力がある。
では演技においての「技」とは何なのだろうか??

今回のワークショップでは「嘘=虚構性」が
現実にどんな影響を与えるのか、
演劇の革命力とそれを支える演技力の正体に迫る。