クラウドファンディング実施
東日本大震災のメッセージが込められた作品『イト』の上演が決定!
未来の栃木県の演劇界に遺すために、今作のDVDを作製したい。
そして、あの日を、人と生きることを、忘れないでほしいから、伝えたい。

 

このプロジェクトは、
2011年3月11日に発生した東日本大震災のことを忘れないでほしい、という願いと、
栃木の演劇界を盛り上げたい!という想いからスタートしました。

 

震災から9年が経とうとしていている今、
日本には未だに避難生活を続ける人がいるにも関わらず、
人々はその事実に気づくことなく、
地震にも慣れ、未曾有の大災害に遭ったことさえも忘れようとしている現実があります。

 

私は震災当時、栃木県内の高校に通う高校生で、授業中にその時を迎えました。
余震が何日も続き、原発の風評被害で自宅の庭は除染対象。
今まで当たり前のように食べていた庭の作物が食べられなくなり、たやすく外出することもできなくなる生活が数ヶ月続きました。

 

平凡な高校生だった私は、
放射線という見えない脅威にどう対応するのが良いのか分からずに、
トラウマとなった緊急地震速報の音や
計画停電に悩まされながら、日々過ごしていました。

 

栃木県も甚大な被害があったにも関わらず、メディアに取り上げられるのは津波の被害が大きかった東北地方のことと、原発問題が起きた福島県のことばかり。

栃木の当時の現状は知られることもなく、爪痕だけを残し、時間は過ぎ、時代は間もなく平成が幕を閉じようとしています。

 

だからこそ、今、伝えたいんです。

 

震災を経て改めて知った「人は人と生きている」ということ
この出来事を「忘れないでほしい」ということ
この作品『イト』を通して知ってほしくて、動き出しました。

プロジェクトの集大成となる公演は、ワーク・イン・プログレス版として上演します。
“ワーク・イン・プログレス”とは、準備中・進行中・工事中という意味があり、
演劇においては“創作の過程を公開する”という意味で浸透しています。
では、稽古を見学できるようにすれば良いか?というと、そういうわけではありません。

捉え方や実施スタイルには様々な形がありますが、
私は“完成までのプロセスも作品の一部とする”
という意味で捉えています。

公演自体は勿論、それまでの時間/創作過程を共有することで、
『作品をお客様と共に創る』という楽しみ方ができると考えているからです。

この上演スタイルを存分に味わっていただくために、
この作品に込められた想いをより深く伝える為に、このDVDを作製したい。

そして、DVDを創作資料のひとつとして活用してもらうために
できることなら栃木で演劇活動を行う部活動や団体に無償提供し、
栃木の演劇界をより豊かにしたい。

どうか、私の願いを、形に遺す為に、貴方の力を貸してください。


舞台芸術創造機関SAI  常盤美妃

 

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 【クラウドについては定期的にツイキャスにて報告】